ウクライナ侵攻 輸出再開合意破り 露、港攻撃（その2止） 農作業阻む、地雷・不発弾 | 毎日新聞

被害5900億円「露軍は怪物」 ロシア軍の地上攻撃を受けたウクライナの農村では、さらに深刻な被害が出ている。 「地雷や不発弾を撤去するのに時間がかかり、農作業の中断を余儀なくされた」。ウクライナの首都キーウ（キエフ）の西約40キロの村モテジンで、ローマン・クラチさん（18）が振り返った。大学に通うかたわら、父から経営を引き継いだ500ヘクタールの畑でヒマワリや大豆、小麦を育てている。 南進するロシア軍が村を襲ったのは侵攻開始4日目の2月27日だった。午前4時ごろから戦車やトラックなど約300台の軍用車が襲来し、村を制圧した。ロシア軍は周囲を見渡せる高台に陣地を築き、そばにあったクラチさんの農場にもウクライナ軍の反撃を阻むための地雷を敷設した。その後、両軍の交戦があり、畑には多数の砲弾や不発弾が残った。

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“ロシア軍は周囲を見渡せる高台に陣地を築き、そばにあったクラチさんの農場にもウクライナ軍の反撃を阻むための地雷を敷設した。その後、両軍の交戦があり、畑には多数の砲弾や不発弾が残った。 ”