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NPT、再び決裂 露、ウクライナ記述反対 核軍縮揺らぐ 最終文書案 | 毎日新聞
米ニューヨークの国連本部で開かれていた核拡散防止条約(NPT)再検討会議は26日夜(日本時間27日朝)に... 米ニューヨークの国連本部で開かれていた核拡散防止条約(NPT)再検討会議は26日夜(日本時間27日朝)に最終文書を採択できずに決裂し、閉幕した。採択は全会一致が原則だが、ウクライナ侵攻をめぐる記述でロシアが反対した。2015年の前回会議に続いて2回連続の決裂。ウクライナ侵攻で「核のリスク」が高まる中、核軍縮・不拡散の礎であるNPT体制はその信頼性が大きく揺らぐ結果になった。 軍縮外交筋によると、ロシアは、ウクライナ南部で占拠するザポロジエ原発などの管理権限がウクライナにあることを示す記述や、ウクライナが核放棄をする代わりに米英とロシアがウクライナの安全を保障した「ブダペスト覚書」をロシアが順守していないと示唆する記述に不満を示し、修正を求めたという。演説したロシア代表は、最終文書案は「露骨に政治的だ」と主張。「重要なのは、国家の立場の違いについてバランスを確保するこ…
2022/08/28 リンク