特集ワイド：会いたい・2022夏 作家・中島らもさん 「ダメだっていいんだぜ」 | 毎日新聞

2004年死去 世の中、正義の味方が増えてないか。相手のご説はごもっともだから、否定はできない。ワルぶるほどではないが、こちらは恥の多い我が身ゆえに、けおされる。融通の利かない相手の「正しさ」に、勝手にマウントを取られた気分になる。ダメな人間でも、いいんだぜ。あの人が口ずさむ優しい言葉を聞きたい。作家の中島らもさん（享年52）だ。 Q 弘法大師がつえをついたら、泉が湧いたって伝説があるけど、あの人はお坊さんではないのですか？ A あのつえは水脈を探すダウジングロッドの働きをしたのではないでしょうか。このロッドは簡単に作れます。僕？ 僕はどうせやるなら、水より石油。テキサスあたりへ行って一発、黒い泉を当てたいですね。 ちょっとトボけていて、それでいて誰も傷つけない、らもさんのコラムが人気を博したのは、1980年代後半から90年代にかけてのこと。一方で、型破りなキャラでも知られた。 アルコール

[kiku72]

“2004年死去”ミクシィの時代じゃった。中島らもがいなくなって大阪おかしくなった。2008年橋下徹府知事就任