JR東日本「緊張感やりがい」 駒大苫小牧、優勝投手の今 都市対抗 | 毎日新聞

JR東日本野球部OBで、新橋駅で輸送業務にあたる鈴木康仁さん。2004年に駒大苫小牧の投手として甲子園優勝も経験した＝東京都港区で23年7月12日、北山夏帆撮影 2004年の夏の甲子園で、春夏通じて初の北海道勢優勝を果たした駒大苫小牧の優勝投手、鈴木康仁さん（36）はJR東日本で野球部を経て現在、新橋駅のホームで安全確認の仕事をしている。同学年にダルビッシュ有投手らがいる高校球児の頂点に立ったが、社会人野球の世界に入ってから長く、「燃え尽き症候群」に悩まされた。「後悔はしないように」と再度奮起するまでに時間がかかったという鈴木さんの「その後」とは――。 04年の夏、春夏連覇を目指す強豪・済美（愛媛）との決勝戦。マメがつぶれて…