規格外の愛媛産の柑橘×日本酒で「推し柑」 松山大生らが共同開発 | 毎日新聞

規格外ミカンで作った酒を披露する関係者ら＝松山市の松山大学で2023年7月27日午後1時37分、広瀬晃子撮影 傷が付くなどして出荷できない愛媛県産ミカンを有効活用した酒を松山市の酒造会社と農業団体、松山大学の学生たちの3者が共同開発した。伊予柑（いよかん）と河内晩柑をしぼったジュースを配合したリキュールで、若者の酒離れの解消も目指す。学生たちは「飲みやすいので、酒が苦手な人も手に取ってほしい」と呼びかける。 商品開発は、規格外の農作物販売などに取り組む農業団体「きりぬき」と、「桜うづまき酒造」が企画。若い世代の意見も取り入れようと、松山大に協力を依頼した。きりぬきは2019年から、県内の柑橘（かんきつ）農家から買い取った廃棄予定のミカンをジュースにして販売しており、今回はそのジュースを活用した。