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放置竹林、食べてしまえ メンマに変身 シャキシャキ食感、評判上々 | 毎日新聞
管理が行き届かないまま増え続ける「放置竹林」を食べてしまえ――。福岡に本部を置く生協がこんな奇抜な... 管理が行き届かないまま増え続ける「放置竹林」を食べてしまえ――。福岡に本部を置く生協がこんな奇抜な取り組みを始めた。7月に発売したのは放置竹林を原料にした「国産メンマ」。評判は上々で、来年3月までに1トンのメンマを出荷予定だという。 西日本を中心に16の生協と約43万人の組合員で構成するグリーンコープ生活協同組合連合会(本部・福岡市)が開発した。日本で流通するメンマのほとんどは、中国や台湾で採れる「マチク」を原料にしている。一方、国産の竹は「モウソウチク」が多く、同じ製法で作っても味わいや歯ごたえに課題があった。 グリーンコープが頼ったのが、福岡県糸島市の「糸島コミュニティー事業研究会」を主宰する日高栄治さん。国産メンマの製造を続けてきた第一人者だ。春に伸び始めた軟らかい竹を収穫し、塩漬け、味付け、天日乾燥などで試行錯誤を重ね、2年以上かけて商品化にこぎつけた。
2023/08/07 リンク