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変貌のダルビッシュ 「孤高の存在」から「野球を楽しむ」伝道師へ | 毎日新聞
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変貌のダルビッシュ 「孤高の存在」から「野球を楽しむ」伝道師へ | 毎日新聞
WBCの表彰式で胴上げされるダルビッシュ投手=米マイアミのローンデポ・パークで2023年3月21日、猪飼健... WBCの表彰式で胴上げされるダルビッシュ投手=米マイアミのローンデポ・パークで2023年3月21日、猪飼健史撮影 日本選手として3人目の日米通算200勝を達成した米大リーグ・パドレスのダルビッシュ有投手(37)。日本ハムから海を渡り10年以上たつが、かつては近寄りがたい雰囲気を漂わせ「孤高の存在」と言えたが、近年は「野球を楽しむ」伝道師に変貌しつつある。 ダッグアウトの最前列に立ち、ピンチをしのいでも失点しても、穏やかな表情でポンポンと手をたたく。日本代表「侍ジャパン」が3大会ぶり3度目の世界一になった2023年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で見られた光景だ。百戦錬磨のベテランの何事にも動じない姿は、チームにこの上ない安心感をもたらした。 ダルビッシュ投手が代表に合流したのは、チームが本格始動した2月中旬の宮崎合宿からだった。メジャー組ではただ一人で、10歳以上年齢が離