「変わり身の早さ」は進化か変節か 小池都政の8年に審判 | 毎日新聞

20日告示の東京都知事選に、現職の小池百合子知事（71）が正式に立候補を表明した。選挙戦では、小池都政が「変節」したとする参院議員の蓮舫氏（56）との対決が軸になりそうだ。首都決戦の背景となる小池都政の変化を追った。 ◇ 「所得制限を設けない『018サポート』など一連の子育て施策は国をも動かしております」 「都民の皆様、そして都民の代表であられる都議会の皆様に改めて御礼を申し上げます」 12日午後2時20分過ぎ、東京・新宿の都議会議事堂。青のジャケットに身を包んだ小池氏は2期8年を振り返り、都内の0～18歳に月5000円を支給する「018サポート」などを成果に掲げて3選出馬を表明。その後、各会派にあいさつに回り、自民党都議団控室では「よりよい都政、引き続きよろしくお願いします」と頭を下げた。 4年前は都庁内の記者会見場で再選出馬を表明した小池氏。表明場所の移り変わりが、小池氏の姿勢の変化を