日本支援の鉄道が活躍 バングラ財務省、シャハリアル・シディキ次官 | 毎日新聞

バングラデシュ財務省経済関係局のシャハリアル・シディキ次官＝東京都千代田区で2024年6月5日、松本紫帆撮影 バングラデシュと日本は長年かけて強い信頼と協力の関係を築いてきた。国際協力機構（JICA）による支援は、バングラデシュ独立後まもない1973年に始まり、この間、バングラデシュにとって非常に良い結果がもたらされた。 JICAの支援による重要インフラの一つが近年整備が進む国内初の都市鉄道「ダッカメトロ」だ。 首都ダッカでは毎日深刻な交通渋滞が起きており、渋滞による経済損失は毎年10億ドル（約1560億円）以上に上ると言われてきた。こうした中、2022年にダッカを南北に走る路線（全長約21キロ、17駅）の一部が開業し、…