水と戦争：「目の前にある水を使えない」 ガザ戦闘で収入減、水代の負担重く | 毎日新聞

水不足でだめになったメロンを集めるサーミさん＝ヨルダン川西岸バルダラで2024年5月30日午前11時13分、金子淳撮影 長期間続くイスラエルとパレスチナの対立を巡り、水を「支配した」イスラエルは圧倒的に優位な立場にいる。一体、現場で何が起こっているのか。 「水」が希少な中東で、パレスチナ問題が水資源などに悪影響を与え、ガザ戦闘が拍車をかけています。「水と戦争」をテーマに記事を順次、お届けします。 次回 「水の大国」イスラエル （4日掲載予定） 過去の記事はこちら 村はずれの畑に、色あせたメロンがいくつも転がっていた。30度を超える気温の中、土は乾ききっている。「水がないからうまく育たなかった。4分の1はダメになった」。40年以上この村で農業を続けているサーミさん（64）は、あきらめたように首を振った。「（ユダヤ人の）入植者のメロンの方が大きい。向こうは水があるから」 パレスチナ自治区ヨルダ

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パレスチナに置いてPLOが力を失い、ハマスが力を強くしたのはイスラエルのこういう動きのせい。話し合った側が冷遇されるので武力闘争に人が集まる。