質問なるほドリ：初代門司港駅の遺構が注目されているって？ 北九州市は解体方針 イコモスが懸念表明＝回答・伊藤和人 | 毎日新聞

なるほドリ 北九州市のJR門司港（もじこう）駅近くで見つかった明治（めいじ）期の初代門司港駅（当時の名称は門司駅）の関連遺構（いこう）が注目されているね。 記者 初代の駅は九州の鉄道の起点（きてん）として1891（明治24）年に作られ、2023年の発掘調査で機関車庫跡などが見つかりました。16の学術団体が国史跡（くにしせき）級だとして現地保存を市に求めましたが、市は現地に複合公共施設を建てる計画を変えず、今秋にも遺構を解体予定です。世界文化遺産の審査にあたる国際記念物遺跡会議（イコモス）は「重大な懸念」を表明する異例の緊急声明を6月25日付で出しています。