差別をあおる杉田水脈氏 更迭しなければ被害が広がる | | 塩村あやか | 毎日新聞「政治プレミア」

※差別の現状を伝えるために、差別文言を記載している箇所がありますのでご注意ください。 「差別する意図はなかった」 11月30日の参院予算委員会で、LGBTなど性的少数者を「生産性がない」とするなどの杉田水脈総務政務官の一連の発言について、岸田文雄首相と杉田氏に聞いた。杉田氏は自らの発言について「まずい表現だった」「差別する意図はなかった」などと繰り返した。 杉田氏は「生産性がない」など発言の一部を12月2日の参院予算委で撤回したが、差別だとは認めなかった(※）。「意図はなかった」という答弁からみても、差別とはなにかをわかっていないことは明らかだ。 一方、首相は杉田氏の資質と任命責任について、「適材適所」「職務を果たすことができる能力を持っているかという観点から人事を行った」などと答えた。首相が、差別的な発言、ヘイトスピーチにあたる可能性も否定できない発言をする人の能力を認め、内閣に置いてお

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岸田も「予め知っていれば任命しなかった」とでも言って、不明を詫びながらさっさと更迭していれば、何人辞任ドミノしようが支持率は下がらんかったろうに、露見した問題を見苦しく擁護し能力を評価しておいて辞めさ

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“「同じ空気を吸っているだけでも気分が悪くなるくらい気持ち悪く」「存在だけで日本国の恥晒し」などと投稿したことについて、ヘイトスピーチに当たるかと法務省に聞いたが、「お答えすることは困難」と ”