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堂場 瞬一『壊れる心 警視庁犯罪被害者支援課』読了 - 心のど真ん中に響く言葉
内容(「BOOK」データベースより) 私は今、刑事ではない。被害者の心に寄り添い、傷が癒えるのを助ける... 内容(「BOOK」データベースより) 私は今、刑事ではない。被害者の心に寄り添い、傷が癒えるのを助ける。正解も終わりもない仕事。だが、私だからこそしなければならない仕事―。月曜日の朝、通学児童の列に暴走車が突っこんだ。死傷者多数、残された家族たち。犯人確保もつかのま、事件は思いもかけない様相を見せ始める。 5人の死者を出した自動車事故を 被害者家族の心の傷という視点で描いいる。 ある意味斬新で、普段、車を運転する人にとっては、 ハンドルを握ることの責任の重さを痛感する。 物語は事故の被害者家族の心の傷がメイン。 こうゆう事故の場合、加害者の人権は守られ、 被害者は基本的に晒し者的な感はある。 また、被害者は、加害者が真実を語らない限り、 事故で大切な命を失った喪失感という結果と 癒されな深い傷を心に負う。 そして、加害者減刑を望むので黙秘。 被害者の心にある憎しみは爆発するのは理解できる。
2016/05/15 リンク