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オリジナル小説 エンジェルゲート第4章ー15|3億円詐欺られたweb漫画家・マーティー木下の部屋
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オリジナル小説 エンジェルゲート第4章ー15|3億円詐欺られたweb漫画家・マーティー木下の部屋
当然だ。だってイワンは元の場所から一歩も動いてはいないのだから。ただその場で長い爪で自分を傷つけ... 当然だ。だってイワンは元の場所から一歩も動いてはいないのだから。ただその場で長い爪で自分を傷つけぬよう軽く拳を握っただけだ。ならばその痛みの正体は、 「ふん、私の怒りの感情を伝ったのか」 天使はそれぞれ何かを媒体にして力を発揮する。イワンの場合それは対象の感情。そしてその力は相手の感情が大きい程に比例して力を増す。蛍に対して力を流したように、それは強い感情を秘めていればレミ達天使にも言える事だった。 「ああ。レミ、今君は普段と変わらないように見えて、その心はひどく荒れているようだな。オレはこの力のおかげで相手がどんな感情を秘めているのかがわかるんだ」 微かにレミの心が揺れたのをイワンは感じた。やはり図星だったようだ、彼は黒く長い爪を弄りながら、 「悪魔になった今はなおさら手に取るように、ね」 悪魔。そういえば彼は言っていた、力の加減が分からない、不安定になった、と。だがその力は以前となんら