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これが品質制御での手抜きのガイドラインだ
表1の①②……は、7つの基本的な出荷基準に対応しています。また、○は「代表的なものを実施」、●は「フルセ... 表1の①②……は、7つの基本的な出荷基準に対応しています。また、○は「代表的なものを実施」、●は「フルセットを完全に実施」、◎は「その中間」、―は「実施せず」を意味します。 それでは、以下、7つの出荷基準における手抜きの松・竹・梅について解説していきます。 1.同値分割での機能テスト 「同値分割」は効率を維持しつつ、テスト件数をなるべく少なくするために考え出されたテスト技法であり、テストの基本中の基本です。同値分割によるテストを完全に実施できないということはあり得ないはずですが、中には簡単にテストできない項目もあります。例えば、「このシステムが扱う貨物は、総重量が1000kg以下に限定する」との仕様があるとします。同値分割の手法を知っているエンジニアは、テスト項目として、「1001kg」「1000kg」を設計するでしょう。そして、1000kgが正常に処理され、1001kgがエラーとなった結