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EVが“走る大容量蓄電池”になる、3社の電力供給システムを比較
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EVが“走る大容量蓄電池”になる、3社の電力供給システムを比較
電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)を販売している、トヨタ自動車、日産自動車、三菱... 電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)を販売している、トヨタ自動車、日産自動車、三菱自動車の3社が、電力需給がひっ迫するであろう夏を前に、EVとPHEVから電力を供給するシステムを発表した。各システムの機能を比較すると、それぞれの最適な用途がはっきりと見えてくる。 電気自動車(EV)は走行中に排気ガスを出さないことを最大の特徴とするエコカーである。三菱自動車の「i-MiEV」や日産自動車の「リーフ」といった市販のEVは、「究極のエコカー」をキャッチコピーとして販売展開されている。 EVは、エコカーである一方で、もう1つの側面を持っている。それは、市販品として最大クラスの容量を持つ電池を搭載していることだ。EVの市場投入以前で、最大の電池容量を持つ市販品は、トヨタ自動車のハイブリッド車「プリウス」である。プリウスの1.3kWhに対して、i-MiEVは10倍以上の16kWh、