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絶滅危惧コンドルが“処女懐胎”、初確認、残り約500羽
カリフォルニアコンドルは、1980年代に絶滅間際まで追いやられたが、現在は緩やかな増加傾向にある。(P... カリフォルニアコンドルは、1980年代に絶滅間際まで追いやられたが、現在は緩やかな増加傾向にある。(PHOTOGRAPH BY ZSSD, MINDEN PICTURES) 「コンドルのデータが何かおかしいです」 カリフォルニアコンドルの保護に向けた長い一日の作業を終え、車に向かっていたオリバー・ライダー氏にとって、それはうれしい言葉ではなかった。しかし、同僚のレオーナ・チェムニック氏が詳しく説明すると、すぐに不安は期待に変わった。 血統番号SB260とSB517という2羽のオスの遺伝子を詳しく調べてみたところ、父親となったはずの鳥の遺伝子を受け継いでいなかった。つまり、この2羽は“処女懐胎”(単為生殖)で誕生していたのだ。カリフォルニアコンドルの単為生殖をはじめて確認したこの研究結果は、10月28日付けの学術誌「Journal of Heredity」に発表された。 カリフォルニアコンド
2021/11/01 リンク