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ペテン師は静かに眠りたい(旧題:ペテン師は異世界で静かに暮らしたい) - 消失2
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ペテン師は静かに眠りたい(旧題:ペテン師は異世界で静かに暮らしたい) - 消失2
「ジャックさん、マサヨシが昨夜から行方不明のようです。何か、知りませんか?」 トリョラ警備会社の本... 「ジャックさん、マサヨシが昨夜から行方不明のようです。何か、知りませんか?」 トリョラ警備会社の本部に来たハイジの一言に、ジャックはのろのろと顔を向ける。 元々はある農家の大きな倉庫だったものを改造したその本部では、数人の男が忙しげに動き待っている。本部にいる連中は全員が基本的には書類仕事だ。 中央にある机に座っていたジャックは、見るからに地味な書類仕事が性に合わないようで、さっきから目線は同じ書類の上を何度も往復している。 「はあ、マサヨシさんが、ですか?」 その声にも顔にも珍しく覇気がない。 「そう、何か知りませんか?」 「あいにく」 陰鬱な目をして、ジャックは遠くを見る。 「この会社を正式に立ち上げて半年、俺はここに常に張り付くばかりですからな。マサヨシさんは、うちとして仕事上絡むこともあるけど、個人的にはもうしばらく会ってませんよ」 「忙しそうですね」 「まあね。戦争からしばらく経