任天堂のクリエイター支援施策で動き出した『巨人のドシン』。報告会で目撃した山内溥と岩田聡の邂逅【飯田和敏連載：最終回】

『巨人のドシン』は「創造」と「破壊」、そして『大魔神』への憧れを自分の中で整理した作品 「作る」と「遊ぶ」が渾然となったゲーム。これが『巨人のドシン』の最初の構想だ。 周囲の人たちには具体的なイメージが湧くように、『ポピュラス』の地形編集のダイナミズムを『スーパーマリオ64』のように直感的に行うことができるものを作りたい、と説明していた。 （画像は巨人のドシン|ドシンの生活を見てみよう１より） 同時に、「砂場遊び」も念頭にあった。砂場で人は山や城などのオブジェクトを作る。 そしてその後、作ったものを豪快に破壊することがある。 自分の体験を振り返ってみると、破壊のカタルシスを最大限のものにするために、より凝ったものを作るという倒錯があった。 「作る」と「遊ぶ」をひとつにするのと同様に、「創造」と「破壊」という背反するようにも思える要素を等しく価値づけするゲームにしようと思った。 また『大魔神

[mrchng]

たしかにドシンの後先考えず破壊するの楽しかったな。「創造」と「破壊」

[hi_kmd]

トゥイッターと言っていた岩田社長だから、きっと明確にヴィジョンって言っていたんだろうな。

[behuckleberry02]

64DD周りの貴重な証言。報告会のエピソードはキャベツとMOTHER3の経緯にも書き加えたい。山内岩田両氏とも故人のため、2人の関係性を窺い知る意味でも重要な一幕。

[sukekyo]

64DDって月2800円だっけ？あんなもんよく入ってたなおれ。いまだと絶対ムリだ。そしてほぼ巨人のドシンのためだけの課金だったなあと。その後GCでも出やがって。

[pekeq]

「ぼくが作ってきた作品は独創的と称されることも多い。しかし、この連載で言及してきたように様々な元ネタが存在していてそれを自覚しているので、独創とは言えない。」誠実だ/最後のいわっちエピソードに泣いた

[theta]

巨人のドシンはSwitchでも出して欲しいなあ

[raimon49]

岩田さんは、この後に山内氏に請われて任天堂へ入社している事になるんだよな。当時を知る貴重なエピソード。電撃的な社長交代劇も、この人の視点なら「ありでしょ！」になる。

[g5wlMo]

ド新聞まだ持ってるよ

[mswar]

“「ヴィジョンがないと任天堂も家庭用ゲームの文化全般も衰退してしまいます」”

[sora-papa]

いいエピソードだ。ゲームも成熟して大作主義になっちゃったからなあ。(´・ω・｀)

[sumithsonian]

“岩田聡さんだった”に鳥肌たった。

[deadman]

飯田さんは途中で飽きる癖さえなんとかなれば面白いのになあ

[pasonco]

貴重な64DD事情