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菅直人「政界引退」で東京・武蔵野市が大揺れする「外国人住民投票権」暗闘
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菅直人「政界引退」で東京・武蔵野市が大揺れする「外国人住民投票権」暗闘
東京都武蔵野市が大揺れしている。発端は、松下玲子市長が市内で開かれたシンポジウムで、昨年12月の市... 東京都武蔵野市が大揺れしている。発端は、松下玲子市長が市内で開かれたシンポジウムで、昨年12月の市議会において「否決」された、外国人にも住民投票権を認める条例案を再提出する意向を表明したことだった。武蔵野市議会関係者が、経緯を説明する。 「松下市長が再提案しようとしているのは、市内に3カ月以上住む18歳以上の外国人に、日本人と同じ条件で住民投票権を認める条例案です。これを巡っては以前、市議会が大荒れとなり、本会議で反対14、賛成11の僅差で否決されています」 市民も真っ二つに割れている。賛成派は「少子高齢化の時代、多くの外国人と共生しなければ、日本は成り立たない。外国人住民の意向を聞くのは当然」というもの。片や反対派の意見は「安全保障やエネルギー問題など国政にかかわる事柄、あるいは市の重要案件が住民投票に付された場合、外国人の意思が国や市の決定に影響を及ぼしかねない。3カ月という期間も短す