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ILO「新型コロナで賃金低下」影響は特に女性や低賃金労働者に|TBS NEWS
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ILO「新型コロナで賃金低下」影響は特に女性や低賃金労働者に|TBS NEWS
ILO=国際労働機関は、新型コロナウイルスの影響で多くの国で平均賃金が減少、あるいは伸びが鈍くな... ILO=国際労働機関は、新型コロナウイルスの影響で多くの国で平均賃金が減少、あるいは伸びが鈍くなったとの報告書を公表しました。 ILOが2日公表した報告書「世界賃金レポート」によりますと、統計を分析できた各国の3分の2で、今年前半、平均賃金が減少あるいは伸びが鈍化しました。残りの3分の1の国について平均賃金が上昇したように見えるのは、低賃金の労働者が職を失ったためだとしています。 また、報告書では、EU=ヨーロッパ連合の28か国について、公的な賃金補助が全くなかったと仮定した場合に平均でどれだけ賃金が下がったかを試算。全体では6.5%の減少ですが、男性が5.4%なのに対し女性は8.1%、また低賃金の労働者は17.3%だったとして、新型コロナウイルスがもたらす賃金への影響は女性や低賃金労働者に偏って出ているとしています。 ILOのライダー事務局長は「新型コロナウイルスによって格差がさらに広が