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超音波で害虫撃退 振動を嫌がり産卵抑制 農研機構、実用化へ(日本農業新聞) - Yahoo!ニュース
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超音波で害虫撃退 振動を嫌がり産卵抑制 農研機構、実用化へ(日本農業新聞) - Yahoo!ニュース
農研機構は、野菜や花き類の害虫・タバココナジラミとワタアブラムシに超音波で振動を与えると、作物か... 農研機構は、野菜や花き類の害虫・タバココナジラミとワタアブラムシに超音波で振動を与えると、作物から追い払う効果があることを確認した。タバココナジラミの産卵数も減らせた。両害虫は一部の薬剤に耐性を持ち、農薬だけでの防除は難しい。農薬の削減や薬剤耐性がある害虫の防除に役立つとみて、実用化を目指す。 超音波を集束し、離れた場所から振動を与える装置を利用。インゲンマメの葉裏に付いたタバココナジラミの成虫に1分間振動を与えると、1~480ヘルツの周波数で約60%が葉から離れた。ナスの葉裏に付いたワタアブラムシは、30ヘルツで有翅(ゆうし)成虫の25%、無翅成虫の14%が離れた。 超音波で振動を長時間与えると、産卵を抑える効果も確認した。ただ、試験に使った装置が振動させられる範囲は限られる。同機構は、ハウス内を移動させながら使える装置を開発する。作物から離れた害虫を、粘着板や吸引機で回収する方法も検討