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異次元緩和をわかっているけどやめられない日本の末路/軽部謙介氏(帝京大学経済学部教授)(ビデオニュース・ドットコム) - Yahoo!ニュース
行くも地獄、退くも地獄ということか。 植田和男日銀新総裁が7月28日、金融政策の変更を発表した。イー... 行くも地獄、退くも地獄ということか。 植田和男日銀新総裁が7月28日、金融政策の変更を発表した。イールドカーブ・コントロールを緩めるという、金融の門外漢には意味が分かりにくいものだったが、要するにこれまで日銀が大量に国債を買うことで人為的に抑え込んできた金利を、これからはもう少し高いレベルまで容認することにしました、ということだそうだ。つまり、事実上の金利の引き上げを意味する。 今回の発表をもって、植田日銀が過去10年にわたる黒田日銀の下での異次元緩和からの脱却の道を探り始めたと見るのはやや早急かもしれない。日銀は今後も短期金利をマイナスに抑え続け、上場投資信託(ETF)を通じた株の買い入れも継続するとしている。しかし、異次元緩和からの脱却が植田日銀の至上命題であることに変わりはない。問題はhowとwhenだ。 アベノミクスの名の下で異次元緩和なる特殊な政策を10年も続けてきた日銀は、自縄
2023/08/08 リンク