精度100mの月面着陸を目指せ！ JAXAの月探査機「SLIM」の技術にシビれた！（マイナビニュース） - Yahoo!ニュース

アポロ計画に代表されるように、これまで人類は、月にさまざまな探査機を送り込んできた。そしていま、有人月探査計画「アルテミス」をはじめ、月探査がふたたび活発になろうとしている。 【写真】SLIMに搭載された状態の小型プローブ(探査車)「LEV-1」。LEV-1の奥にはタカラトミーがJAXAなどと共同開発した「LEV-2(SORA-Q)」も搭載されている こうした中、月の科学者は嬉しくも悩ましい課題に直面している。これまでの探査で、月面の詳細な地図ができ、「どこを調べれば科学的におもしろいのか」が詳しくわかるようになった一方で、その場所を狙って正確に着陸する術がなかったのである。 この課題を解決するため、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は小型月着陸実証機「SLIM(スリム)」を開発した。SLIMが目指すのは、精度100mという、従来とは桁違いの高い精度での着陸技術の実証である。さらに将来の月・