自傷、自殺に関する情報が掲載されています。お悩みや困りごとがある場合には、公的な支援窓口への相談をおすすめします。情報を見る
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「死にたい」はどのような現象なのか 児童虐待を追ったルポライター杉山春さんが自死を取材する理由(小川たまか) - エキスパート - Yahoo!ニュース
それまで私にとって、自死は記号だった。物語の中で「自死」が出てきたら、それ以上は語るべきことがな... それまで私にとって、自死は記号だった。物語の中で「自死」が出てきたら、それ以上は語るべきことがないというサインだ。 自死について何も知らなかった。 出典:『自死は、向き合える 遺族を支える、社会で防ぐ』(杉山春/岩波ブックレット)まえがき 自死とは一体、どういった現象なのだろう。日本で自死は、死因の7~8番目だ。 昨年夏に刊行された『自死は、向き合える』によれば、日本の政府による自死研究が始まったのは2001年。その後、2006年に自殺対策基本法が制定された。研究の歴史は、意外に浅い。 著者の杉山春さんは、これまで『ネグレクト―育児放棄 真奈ちゃんはなぜ死んだか』(2007年/小学館文庫)、『ルポ虐待:大阪二児置き去り死事件』(2013年/ちくま新書)などで児童虐待問題を取材してきた。なぜ自死問題を取材したのか、また、研究者や自死遺族、その支援者らへの取材から得たことを、杉山さんに聞いた。
2018/02/27 リンク