愛の多様性について 一橋大学での悲しい出来事に寄せて（常見陽平） - エキスパート - Yahoo!ニュース

大学時代、教授から「下ネタ」について厳しく注意されたことがある。普通、下ネタは「セクハラ」的理由で糾されるだろう。しかし、彼は「あなたの下ネタは多様性を理解していない」という点を批判したのだった。自分の視界の狭さが恥ずかしくなり、激しく衝撃を受けた。 学生時代、私と中川淳一郎が所属していた一橋大学世界プロレスリング同盟は、プロレスの実演だけでなくフリーペーパーの発行が活動の柱の一つになっていた（私が立ち上げたものだった）。内容はプロレスの試合の煽り的な内容（中川、常見を自宅で襲撃→学園祭で決着へなど）の他、とにかく「下ネタ」が多かったのだった。そのあたりの話は楠木建先生の『好き嫌いと才能』（東洋経済新報社）や、『ウェブでメシを食うということ』（毎日新聞出版）でも紹介されているのでよろしければご覧頂きたい。若気の至りというやつだった。 世代交代のため、私が編集長を降り、媒体もリニューアルする

[RondonZoo]

“『ゼクシィ』では、すでに多様なカップルが登場している”マジか。

[asamaru]

常見さんがいた頃とは違って今のこの大学は、学生の「若気の至り」に対して、まじめに向き合う教員がほとんどいなくなった。特にノルマに縛られてたローを抱えてる法学研究科はどうしようもない

[shinichiroinaba]

“「同性愛」という表現自体が実は雑であり、当事者たちを理解していない表現である。”

[koba_atsu]

《『ゼクシィ』では、すでに多様なカップルが登場している。説明文なしで（＝同性愛などという言葉を使わずに）、だ。愛のカタチの多様性について理解が進んだ状態とはたとえば、こういうことだ。》

[mats3003]

僕は常見さんとほぼ時期はかぶっている。当時、LGBTが学問的ホットイシューだったのは実感してるので、なおのこと絶望感がひどい。ところでプロ研タイムズって、アーカイブ化されてないのだろうか。また読みたい。