「鬼滅の刃」と、大正4年12月に起きた巨大羆（ヒグマ）による大事件（森田正光） - エキスパート - Yahoo!ニュース

鬼滅の刃、単行本全２３巻を読みました。劇場版・無限列車編を見て以来、鬼滅の世界観にはまり周辺部を調べてみると、この作品にヒントを与えたであろう実際の事件に行き当たりました。もちろん作品は、フィクションとの断りがありますから、これから述べる事は私の勝手な推測にすぎません。しかしその事件が大正年間に起きたこと、そして炭治郎の父が９尺（２．７メートル）の巨大なクマと闘ったこと、また、先日発売された鬼滅の刃・外伝には「穴持たず」のクマが登場することなどから、作品のモチーフになった可能性はかなり高いと思っています。 では、その事件とは何か。それは大正４年（１９１５）１２月９日に北海道苫前町三毛別（さんけべつ）で起きた、三毛別羆（ヒグマ）事件です。 先日の記事で、今年はクマの出没が多いこと、また近年「穴持たず」と呼ばれる冬でも冬眠（冬ごもり）しないクマが増えていることを書きました。（参照 前回記事）

[timetrain]

今回も史実気象データでぶん殴ってくる姿勢が好き。

[natukusa]

wikipedia参照じゃない三毛別事件の記事は貴重。

[deep_one]

これ、政府記録の死者にアイヌが入ってない奴だった記憶。そもそも政府に熊の被害を報告してなかったのだが。／アイヌでは人を襲う熊は悪神だっけ。

[aramaaaa]

ネットで好まれる三大事件の一つ。詳しく知りたければむしろ「羆嵐」(文学的古典)と「慟哭の谷」(現代的検証)を読むべし。

[richard_raw]

郷土資料館まで調べてる……！

[saiusaruzzz]

気象データで「羆嵐」を読み解ってすごいな。/暖かくて雨量が多いから、羆が冬眠せず巨大化したのかな、とか想像すると面白い。

[wdoomer]

プライム会員なら無料で読める。おすすめなマンガ https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07D9D2D9J

[shinichikudoh]

そういや他のブクマに「鬼熊」について書いたのを思い出した。「鬼と熊は似てる。ヒグマが鬼熊と呼ばれていたなんて話もある。熊の耳は鬼の角のようにも見える」 https://b.hatena.ne.jp/entry/4694719105368118786/comment/shinichikudoh

[iinalabkojocho]

森田さん、気象ネタをブッコムコラムニストとして優秀だと思う。

[macgirl360]

森田さんの鬼滅新考察きたー。一家惨殺描写もその後のクマとの闘いも、確かに三毛別羆事件を想起させたなあ。気候から物語を読み解くシリーズ、また続けてほしい！

[Louis]

「三毛別事件当時の天候と『羆嵐』」気象の専門家の観点で森田さんが読み解く三毛別羆事件、というのが興味深い