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トランプ氏は北に譲歩したのか?(遠藤誉) - エキスパート - Yahoo!ニュース
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トランプ氏は北に譲歩したのか?(遠藤誉) - エキスパート - Yahoo!ニュース
金正恩委員長の親書を受け取ったトランプ大統領は、北朝鮮が要求してきた段階的非核化を事実上認めた。... 金正恩委員長の親書を受け取ったトランプ大統領は、北朝鮮が要求してきた段階的非核化を事実上認めた。これはアメリカの譲歩を意味するのだろうか。答えは「否」だ。むしろ北を追い詰めている。その理由を考察する。 ◆トランプ大統領の方針転換 トランプ大統領は6月1日午後(日本時間2日未明)、金正恩委員長の書簡を持参した金英哲(キム・ヨンチョル)副委員長との会談後、主として以下のような意思表明をした。 1.米朝首脳会談は当初の予定通り、6月12日にシンガポールで行う。 2.これは「プロセス」の始まりだ。今後複数回会談があるだろう。(中国の中央テレビ局CCTVは「トランプはプロセスという言葉を7回使った、いや14回だ」など、「プロセス」に注目している。) 3.非核化は急がなくていい。(実際上、北朝鮮が主張してきた「段階的非核化」を容認する形となった。) 4.但し、非核化が実現しなければ経済制裁は解除しない