エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
nix in desertis:第111回「人造美女は可能か」巽孝之・荻野アンナ編、慶應義塾大学出版会
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
nix in desertis:第111回「人造美女は可能か」巽孝之・荻野アンナ編、慶應義塾大学出版会
本書は2005年12月慶応大学文学部で行われた立仙順朗教授の退任記念シンポジウムの結果を一冊の本にまと... 本書は2005年12月慶応大学文学部で行われた立仙順朗教授の退任記念シンポジウムの結果を一冊の本にまとめあげたものである。何をやりたいのかぱっと見さっぱりわからないタイトルだが中身はしっかりとした文学的研究書だ、ただ扱っているものがマラルメやジュール・ヴェルヌ、ポオにナボコフといったガチガチの面々から綾波レイに攻殻機動隊、ローゼンメイデンともうめちゃくちゃ範囲が広いということだけ、一般的な文学書とはかなり体裁を異にしている。 そんな本なので読む側に求められる予備知識もかなり幅広く、相当に読者層は狭いと思う。その分、自分のようなその狭い層に当てはまる人種にはたまらなくおもしろい本だ。ロマン主義芸術に登場する倒錯的な女性美と現代ヲタク文化の共通点を探っていったらおもしろいだろうな、とは思っていたが、まさかそれがこんなにも早く、こんなにも豪華メンバーで実現されるとは思いもよらなかった。 退任なさ