民間の平均給与、2年連続増 コロナ禍から業績回復進む ｜ 共同通信

Published 2023/09/27 19:49 (JST) Updated 2023/09/27 20:07 (JST) 国税庁は27日、2022年分の民間給与実態統計調査の結果を公表した。会社員やパート従業員らが1年間に得た給与の平均は、前年比2.7％増の457万6千円で2年連続の増加だった。新型コロナウイルス禍による業績の落ち込みからの回復が進んだためとみられる。 調査は全国約2万事業所の計約30万人を抽出し、全体を推計した。国税庁は統計の精度向上を目的に、今年から抽出時から調査時までに休廃業があった事業所を除くなど、手法を変更。データが残る14年以降の公表値を改めた。その結果、21年分は445万7千円になった。 男性の平均は563万3千円、女性は313万7千円。