落札した電通が入札業務を支援 仕様書に関与、組織委は依存 ｜ 共同通信

東京五輪・パラリンピックの事業を巡る談合事件で、電通の社内に大会組織委員会を支援するチームがあり、受注調整があったとされるテスト大会の計画立案業務の一般競争入札について助言していたことが13日、関係者への取材で分かった。業務委託内容が記された仕様書の作成に関与しており、同社も一部を落札していた。東京地検特捜部は電通に依存した大会運営が事件の背景にあるとみて捜査している。 組織委大会運営局の元次長森泰夫容疑者は、電通の元幹部逸見晃治容疑者と分担し、2ルートで企業側とやりとりし、受注調整を進めたとみられる。電通側が作成したたたき台を基にした一覧表で、企業の割り振りをしていた。

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“業務委託内容が記された仕様書の作成に関与しており、同社も一部を落札していた”