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上村裕香『ほくほくおいも党』 雑感その2|aikawa
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上村裕香『ほくほくおいも党』 雑感その2|aikawa
◆ビラ配りと子ども 目の高さにある、横に長い長方形の板を手で押し開く。なかからうっすらと芳香剤のに... ◆ビラ配りと子ども 目の高さにある、横に長い長方形の板を手で押し開く。なかからうっすらと芳香剤のにおいがする。奥にはひとの気配がある。そこに紙を入れる。ぱたん、と板は閉じる。父の手がわたしの頭を撫でてくれる。父は大量の紙束をもってわたしの後ろに立っている。… ビラを郵便受けに入れるのは、いつもわたしの役割だった。… あなたの親が共産党の活動家であったなら、あなたが小学生だった頃、親のビラ配り(宣伝ビラの全戸配布)についていったことがあるだろう。 『ほくほくおいも党』はそんなビラ配りのシーンから始まる。 自身が小さかった時の原風景として記憶しているビラ配布の場面が思い起こされ、主人公・千秋の姿と自分が二重写しになるに違いない。 実は、わたしも、ビラ配りするときは、子どもらが小学5年くらいになるまでは、よく彼らを連れていった。 配偶者さんが土日出勤の時など子を家に置いとくわけにいかないというの