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ビザンツ帝国の弓術とニケフォロス・ブリュエンニオスのアポロンの弓|cuniculicavum
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ビザンツ帝国の弓術とニケフォロス・ブリュエンニオスのアポロンの弓|cuniculicavum
1 序アンナ・コムネナは、自著『アレクシアス』(10. 9. 8)において、夫であるニケフォロス・ブリュ... 1 序アンナ・コムネナは、自著『アレクシアス』(10. 9. 8)において、夫であるニケフォロス・ブリュエンニオスのひときわ優れた弓の腕前を弓矢の神であるアポロンに擬えています。 ホメロスの『イリアス』に登場する英雄を引き合いに出し、詩句を引用したうえで、夫はそれを上回る神々しい弓の使い手だと称賛するのです。 古典を引用した修辞的な表現であるのはもちろんなのですが、単なる美文ではない意味があるように思われ、勝手ながら少し考察してみました。 当時のビザンツ帝国における具体的な弓術の水準への自負を、ホメロス時代のギリシア人に対する優越という形で誇示しているのではないか、というのが要旨となります。 もちろん、私は『アレクシアス』のテクストや読解に関する専門的な研究の知識もなく、使用した原文や現代語訳は手軽に入手できるものだけです。 個人の憶測にすぎないのですけれども、詳しい方にご指摘をいただく機