嫌いな自分の向き合い方｜塩谷歩波｜note

突然だが、私には彼氏がいない。 ここ最近ではなく、しばらくいない。体を壊したり、休職したり、転職したり、メディアにでたり、本を出したり、情熱大陸にでたりと、ここ数年は激動の日々だったから彼氏を作る余裕がなかったとも言えるが、その理由は他にあるのでなく、恐らく自分の中にあると思う。 学生時代から抱き続けたきた劣等感、それを未だに引き摺っているからだ。 劣等感の始まりは中高時代から。 中学高校は都内のエスカレーター式の女子校に通っていて、学校が本当に嫌いだった。いじめられた訳でも、仲間外れにされた訳でもなかったけれど、”学校”という枠組みの中で皆が同じものを好きになり同じ方向を向かないと疎外される空気が苦手だった。だから、その時期はネットで知り合った人とばかり遊び、オフ会に行ったり、朝までチャットを続けることも度々あったが、正しさから逃げ出しているような気がして常に後ろめたさは感じていた。学校

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そのうちだんだん自分のこと好きも嫌いもなくなって、「まあ色々あるけどうまくやっていこうぜ」と思えるようになると思う