覚悟をもって組織に居続ける人｜岩佐 文夫

常々、日本経済が低迷している理由の一つとして、労働市場の流動性のなさを感じてきた。産業の変化に応じての人材の移動が少なすぎる。企業という組織も、固定された人たちが組織に固定された論理で動くため、自らの変化が乏しい。人材の移動とともに、異質な人材が交わるところから、新しい事業は生まれやすくなると思うのだ。 基本的に、人材が動き回るこのダイナミズムの価値は疑っていない。その一方で、最近、組織に居座り「背負う覚悟」をなえがしろにしてはいけないと思うことが多い。 先日、『荒野の七人』という映画を見た。もう小学生の頃から何度も見ている映画だが、見る度に刺さるポイントが違う。この映画は黒沢明監督の時代劇『七人の侍』をアメリカでリメイクしたものである。舞台は、西部開拓時代のメキシコの村。この細々と農業を営む村は、収穫の度に搾取しにやってくる山賊の存在に長年苦しんでいる。がまんの限界に達した村人たちは、山

[irvinesan]

な、なえがしろ？岩佐さん、つい最近までダイアモンド社の編集者だったのに…。

[proverb]

「覚悟して居続ける人」と「組織に居座るフリーライダー」の本質的な違いは何でしょうか？具体的な境界線も伺いたいところ。

[tsuyok]

共感もするけどどちらかというとネガティブ。価値に重きを置くほうが良い。覚悟とか死ぬ気でとか人に向いていると社内を向いてしまうので結果的に長続きしない。

[koogawa]

“背負うものがないからこそ出せる価値があるが、背負うものがあることで出せる価値がある”

[gojiji76]

組織にいるのもまた覚悟ってね

[a-know]

わかる