新刊無料公開『なぜアジはフライでとんかつはカツか？』 その１「序」｜近代食文化研究会

新刊『なぜアジはフライでとんかつはカツか？』発売中です。 新刊ではカツレツ、とんかつ、魚のフライ、コロッケの様々な謎を解き明かすとともに、嘘・デタラメだらけの日本西洋料理近代史を、膨大な資料をもとにゼロから書き直します。 それでは『なぜアジはフライでとんかつはカツか？』、冒頭部分をお楽しみください。 １８５３年７月８日、黒船来航。１８５８年７月２９日に日米修好通商条約が結ばれ、翌年横浜が開港することとなる。 外国人を迎えるにあたってまず日本人がしたこと。それは遊女街すなわち遊郭の設置であった。 日本各地から横浜に遊女を集めるとともに、饗応の場（揚屋）において西洋料理も提供されることとなり、メニュー表「横浜揚屋料理献立」が作成された。 （「横濱揚屋料理献立」 画像提供：京都の古書店・青羽古書店様）雑誌『食道楽 昭和６年５月号』記事「横濱開港當時の西洋料理」（高岸拓川）に、横浜開港の年、１８５

[bk246]

正しい歴史をまとめておかないと、他の国が嘘歴史を言い出したときに反論できないからな

[Seiji-Amasawa]

“明治末期に生まれた「とんかつ」という言葉は、「ポークカツレツ」のあだ名に過ぎず、昭和６年までは、この２つの言葉に意味の違いはなかった。”

[emt0]

土台が出来上がってるからたくさんの資料と証拠があっても煉瓦亭は痛くも痒くもないだろうな。自分は行く気無くなったし他の美味しい店行くわ。/面白そうだったので本買ったわ

[fumikef]

へー、これは面白いと思うが「銀座の老舗・煉瓦亭。ポークカツレツはこの店が発明した、というのが現在の定説となっている」こと自体知らなかった。この書き出しから見てそれが覆るか嘘が含まれるんだろう。

[kei_mi]

”それにしてもこの「とんかつ屋」というのは奇妙な業態である。　西洋料理店ではドアであるべき入口は、とんかつ屋においては引き戸。”　確かに

[ponponhanahana]

鮭は鮭フライだけど、鮪はマグロカツ…

[sjn]

あー、切り身肉を使った料理だったのでカツレツ、素材の形が残ってるならフライという経緯なんだな…と思ったらそうでもなさそう

[joker1007]

とんかつ大好き人間としては、とても気になる歴史の話である。続きが知りたい。というか本で出るなら欲しい。

[ch1248]

すごく気になる。