最低賃金と平均賃金｜Prof. Nemuro🏶｜note

安倍政権を担ぎ上げていたとされる物理学者が、バブル期の最低賃金が1時間700円程度だったとツイートしているのを見かけたが、当時の全国加重平均は500円前後で、700円を超えたのは2008年度、最高額の東京都でも2000年度だった。 菅首相との関係が最近注目されているDavid Atkinsonを、最低賃金引き上げを主張していることだけを以て大絶賛していた人もいるらしいが、最低賃金が引き上げられても、賃金の分布が全体として上方シフトせずに、最低賃金やその付近で働く人が増えるだけでは意味がない。 実際、2000年度→2018年度に全国の最低賃金は+33%（2020年度には+37%）だったが、雇用者の賃金・俸給総額を総労働時間で割って算出した「平均時給」は-2.2%と減っていた。 2000年代から最低賃金と平均賃金がdecouplingしている。 配当支払い前の法人企業所得はバブル期をはるかに上

[paravola]

（まあ左派も潰れればいいと言ってたし）中小企業の強制的淘汰がアトキンソンの持論だが、アトキンソンを絶賛していた人がそこまで考えていなかったとすれば、浅はかだったことになる

[maturi]

kikumaco尊師がファクトチェックされる