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「よくもオレをクビに…」プロ野球トライアウト 由規、宮國…私がボールを受けた“6人”、戦力外通告の「その後」(安倍昌彦)
“流しのブルペンキャッチャー”として全国各地、数多くのアマチュア選手を取材してきた筆者。「プロ野球... “流しのブルペンキャッチャー”として全国各地、数多くのアマチュア選手を取材してきた筆者。「プロ野球トライアウト2020」では過去に自らボールを受けた“6人”がマウンドに立った。戦力外通告を受けたそれぞれのピッチャーが“プロ入り前”に語っていたこととは――。 この日8人目の投手として、元楽天・佐藤由規がシートバッティングのマウンドに上がった時、私の思いは、いっぺんに13年前の仙台育英高校のブルペンに飛んでいた。 神宮球場で行われた今年の「12球団合同トライアウト」。 エントリーした33人の投手の中に、アマチュア時代、ブルペンでその全力投球を受けた投手たちが6人……来季以降の「プロ野球生活」を賭けて、渾身のピッチングを披露した。 【1】由規(元楽天)が「高校No.1右腕」だったころ 13年前の仙台育英時代、由規は、すでに「高校No.1右腕」と言われていた。甲子園で150キロ台を連発して、それで
2020/12/18 リンク