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【沖縄県知事選】グローバル・イシューとして考えるOKINAWA(竹田圭吾)|ポリタス 「沖縄県知事選2014」から考える
「沖縄の人々の民意が尊重されるべきだ」——。 普天間基地の移設問題が取り上げられるたび、あるいは沖縄... 「沖縄の人々の民意が尊重されるべきだ」——。 普天間基地の移設問題が取り上げられるたび、あるいは沖縄で選挙が行われるたびに、東京など沖縄以外のテレビや新聞にはそんなニュアンスの主張があふれます。今回の県知事選でも、そうしたシーンがふたたび繰り返されるのではないかと思います。 しかし、外からみれば、現実に沖縄の「民意」が尊重されるべきだと考えている日本人はほとんどいないと感じられるでしょう。 基地負担の問題はもっぱら、沖縄県と日本政府だけが当事者であるかのように扱われてきました。わが県にこそ基地を移設すべしと他県のローカルメディアが唱えることはないし、本来の当事者であるアメリカ政府との共依存関係を根本的に見直すよう求める主張がマスコミやネットで盛り上がることも、国政選挙の際に声高に論じられることもありません。 だから日本人は不誠実だ、と言いたいわけではありません。 むしろ、沖縄のように「周縁
2014/11/12 リンク