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年を重ねるほど「キレにくくなる」理由 若い人の脳と年を重ねた人の脳とでは、どういうところが違うと思... 年を重ねるほど「キレにくくなる」理由 若い人の脳と年を重ねた人の脳とでは、どういうところが違うと思いますか。 若いときは、神経回路の中で何かが突出しているものです。たとえば、若い人は感情が突出しやすいところがあります。 脳の司令塔である前頭葉が発達の途中にあり、感情を抑制する回路が比較的弱いから、不快なことがあったら、ついその場でキレてしまったり、人間関係を壊してしまったりします。 年を重ねていくと、「そういうことをやると、いいことにならない」と経験し反省するから、感情を抑制したり、うまく発散したり、ぶつからないよう迂回したりできるようになります。経験と反省により、脳の抑制回路が育ち、バランスがよくなっていく。つまり「円熟する」のです。 円熟とは、「あいつ、円くなっちゃって、つまらないよな」と悪い意味で言われることがありますが、実は、突出した感情を失ってしまうことではなくて、むしろ強い感情
2019/09/14 リンク