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五木寛之「心が萎えた人にこそ、前向きに生きなくていいと伝えたい」 なぜ今『大河の一滴』が響くのか
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五木寛之「心が萎えた人にこそ、前向きに生きなくていいと伝えたい」 なぜ今『大河の一滴』が響くのか
【五木】東日本大震災の後、さかんに言われたのが「絆きずな」でしたよね。人間の絆を取り戻そう。被災... 【五木】東日本大震災の後、さかんに言われたのが「絆きずな」でしたよね。人間の絆を取り戻そう。被災地でみんなが輪を作って手をつなぎ、「故郷」を歌うシーンがテレビのドキュメンタリーで流れていた。このシーンが象徴するように、ついこの間までは絆と言って、みんな寄り添って、腕を組み、身体を寄せ合って生きていこうということが力説されていたのに、今やもうソーシャル・ディスタンスです。これも、ものすごく大きな変化ですね。 僕は『孤独のすすめ』という本を書いたときに、「Together and Alone」という言葉を引いたんですね。これは、カラオケやツアーに行く、あるいは市民運動に参加するというふうに、いろいろな形でみんなと一緒にいながら、個人でいることを守るという考え方です。『論語』にある「和して同ぜず」ということですね。 集団行動が「連帯の証」となる時代は終わった ところがコロナ禍ではこれが逆転して、