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SNSで「論破」をするとバカになる…100年前の失敗から学ぶ「情報」との付き合い方 評論家・宇野常寛×吉田尚記アナウンサー
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SNSで「論破」をするとバカになる…100年前の失敗から学ぶ「情報」との付き合い方 評論家・宇野常寛×吉田尚記アナウンサー
【吉田】『砂漠と異人たち』は4部構成になっていますね。第1部では、コロナ・ショックによってインフォ... 【吉田】『砂漠と異人たち』は4部構成になっていますね。第1部では、コロナ・ショックによってインフォデミックが起こり、SNSがつくり出す相互評価のゲームに人々を閉じ込めたこと、そのゲームで人間は考える力を失ったことなどが語られる。 第2部では、映画『アラビアのロレンス』で知られるトーマス・エドワード・ロレンス(1888~1935年)の人生が描かれる。相互評価のゲームの外側へ出ることは、現在の生活や世界に退屈したロレンスが砂漠へ赴くことに通じるからですね。宇野さんがいう「アラビアのロレンス問題」です。 そして第3部では、村上春樹と彼の作品について語られる。とくに『ねじまき鳥クロニクル』(新潮社)に描かれた「壁抜け」が問題とされますね。登場人物が井戸の底で石の壁を通り抜け、別の人物の記憶を通じてノモンハン事件が起きた頃の満州にいる。井戸の外部に出るだけでなく、時空を超えるわけです。 社会の〈外部