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「大の字で浮いて待つ」は元海上保安官でも1分もたないほど危険…水難救助のプロ推奨「イカ泳ぎ」をご存じか 紹介動画が1000万回以上閲覧で一気にバズった (2ページ目)
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「大の字で浮いて待つ」は元海上保安官でも1分もたないほど危険…水難救助のプロ推奨「イカ泳ぎ」をご存じか 紹介動画が1000万回以上閲覧で一気にバズった (2ページ目)
海保の元水泳教官も「浮いていられない」 しかし、この結果はあくまで実験環境下で出たものだ。海ではプ... 海保の元水泳教官も「浮いていられない」 しかし、この結果はあくまで実験環境下で出たものだ。海ではプールより体が浮きやすいうえ、波も人工的に起こしたものとは異なるかもしれない。そう考えた遠山さんたちは、次に海での実証実験を行ったが、結果は同じだった。このとき海に入ったのが江口さんで、Xの動画もその際に撮影したものだ。 「その日の海は静かで、波の高さは5cm程度でした。それでも顔に海水がかかってしまい、1分も姿勢を保てませんでした。やはり大の字背浮きで救助を待つのは危険だと実感しました」(江口さん) ちなみに江口さんは、海上保安大学校で水泳担当訓練教官として長く指導に携わり、海上保安学校長も務めた人物。同校では毎年6〜7月は、午後の授業はほとんどが水泳訓練で、学生たちは1日におよそ10kmもの距離を泳ぐ。 そんな江口さんでもできなかった大の字背浮き。子どもにとってはなおさら難しいだろう。ライフ