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翻訳者・土屋政雄に聞く、ノーベル文学賞作家カズオ・イシグロの言葉選びと創作姿勢
カズオ・イシグロの6年ぶりの作品であり、2017年のノーベル文学賞受賞後第1作となる『クララとお日さま... カズオ・イシグロの6年ぶりの作品であり、2017年のノーベル文学賞受賞後第1作となる『クララとお日さま』は、AI搭載の人型ロボット、クララが主人公だ。クララは、14歳の少女ジョジーのAF(人工親友)として購入される。彼女は幼なじみのリックと将来を約束しているが、病気を抱えていた。クララは、ジョジーがリックとの永遠の愛を成就できるように献身的な冒険をする。 世界的に待たれていたこの新作の日本語版を担当したのが、『日の名残り』(ブッカー賞受賞)を手がけて以来、『わたしを離さないで』、『夜想曲集』、『忘れられた巨人』といったイシグロ作品を訳してきた土屋政雄氏である。SF的設定で独特な言葉遣いもされている『クララとお日さま』の翻訳について、イシグロの創作姿勢について、土屋氏に話を聞いた。(4月15日取材/円堂都司昭) はじめて届いた“翻訳者へのメモ” ――カズオ・イシグロの新作小説のテキストが届い
2021/11/05 リンク