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綾野剛が体現する人のカッコ悪さと愛しさ 実にアッパレな映画『パンク侍、斬られて候』
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綾野剛が体現する人のカッコ悪さと愛しさ 実にアッパレな映画『パンク侍、斬られて候』
『パンク侍、斬られて候』は実にアッパレな映画だ。笑った、笑った、大笑いだ。と、同時に少し心がざわ... 『パンク侍、斬られて候』は実にアッパレな映画だ。笑った、笑った、大笑いだ。と、同時に少し心がざわめいた。なんだか現代人が言わずにいる「王様の耳はロバの耳!」を聞いてしまったような気分になったからだ。私たちは、いつだって葛藤しながら生きている。本音と建前のはざまで、各自の大義名分と都合のいい嘘を組み合わせながら。自分を騙し騙し生きていくうちに、何がリアルか、フィクションか。いつしかその境目さえもわからなくなり、本来の目的なんて忘れてしまう。大きなうねりに今さら何を変えられるか、と見て見ぬふりをしてやり過ごす人が、ひとりまたひとりと増えていく。そんな私たちの弱さを、まるっと見透かして「お前ら、ハッタリだろ」と胸ぐらを掴まれるような映画なのだ。真正面から痛いところを突かれると、人は胸をかきむしりながら、笑うしかないのかもしれない。 この物語の主人公は、綾野剛扮する自称「超人的刺客」の浪人・掛十之