「90年代だったら、『環と周』はボツになっていた気がします」よしながふみが感じる“少女漫画”の進化とは？ 「読み手としても描き手としても、今が1番楽しい」 | 集英社オンライン | ニュースを本気で噛み砕け

前編はこちら 10年前にもNHKから実写化の誘いがあった ——よしながさんにとって2023年は、NHKで『大奥』の実写ドラマが始まったり、Netflixでアニメ版が配信されたりとトピックが目白押しですが、これは偶然ですか？ はい、たまたまです（笑）。『大奥』は連載が終わるタイミングで、NHKさんからお声がけいただきました。 実は、NHKさんからは10年ぐらい前にも実写化のお話をいただいていたのですが、その少し前にTBSさんのほうからのドラマ化が進んでいたので、一度お断りする形になっていました。 ——原作者から見て、ドラマはいかがでしたか？ 生身の人間が演じるパワーにも圧倒されましたし、森下佳子さんの脚本が素晴らしかったです。森下さんは『おんな城主 直虎』や『JIN-仁-』を手掛けてこられたので、プロ中のプロであることは重々承知しているのですが、1話45分とは思えない物語の密度に驚かされまし

[shinichiroinaba]

「私が幼少期を過ごした80年代ごろまでは、少年漫画じゃないものはすべて少女漫画が内包していた時代でした。青年漫画っぽい作品もBLもありで、混沌としていた。」

[tockri]

時代がよしながふみに追いついた。

[mionosuke]

転生物含め、今流行ってる多くのストーリーは90年代では流行らないと思う。当時はジェットコースター的に物語が展開し、ヒリヒリするようなスリルがあったもの。

[gcyn]

『自分の作品はすべて少女漫画だと思って描いています／『環と周』は80〜90年代前半の少女誌に連載されていそうな作品／90年代だったら、『環と周』はボツになっていた気がします／今が1番楽しい』