とにかく「女」が怖い。そして面白い！桐野夏生の本 - 勝手気ままにイラストコラム

ここ最近、また桐野夏生さんの小説を連続して読んでいます。 彼女の書く「女性」は、したたかで残酷。感情的なのに大胆でしぶとい。 冷徹な視線で、女性の本性を容赦なく暴く描写は空恐ろしくもあり。 でも、なぜかジメジメした感じがしないんです。 数々の話題作を書いている桐野さんですが、その中の３冊を紹介します。 I'm sorry, mama. ハピネス バラカ I'm sorry, mama. I’m sorry,mama. 作者: 桐野夏生 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2004/11/01 メディア: 単行本 クリック: 12回 この商品を含むブログ (125件) を見る 自分の利益・不利益のためには、人を欺くことをなんとも思わない、根っからの悪人アイコ。 彼女は娼館の生まれで、親はわからなかった。 常に蔑まれてきた彼女は、自分が犯罪や殺人を繰り返してきたことにも罪悪感も持ったことがな

[SUISA]

桐野さんの本は、読み始めたら止まらなくなります。

[kurataikutu]

あんなブログを書いているので「ハピネス」は必読だと思っているのですが、怖くて未だに開けないヘタレです。これを機に読もうかなあ。suiさんには影響されっぱなしですわ。サムネバキューム。

[kozikokozirou]

これは面白そう！以前,湊かなえさんの作品にハマって、図書館で借りまくっていましたけど、次の本が決まりました。爽やかな作品も好きだけど、時には女のドロドロを読んでみたくなるのですｗ

[rito-jh]

ついこの間「猿の見る夢」を読んで「エグいっ！」て思った作家さんですが、他のもなかなかっぽいですね、興味湧きます…！

[charumen]

待ってました！とっても興味深いレビューです！！なかなか桐野作品をここまで深く考察は私はできない・・・そう！読み出したら止まらないけど、とにかく重いんですよね！淡々と闇にはまっていく様子が・・・