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承前*1 橘玲「大震災のあとに、人生について語るということ」http://www.tachibana-akira.com/2011/04/2... 承前*1 橘玲「大震災のあとに、人生について語るということ」http://www.tachibana-akira.com/2011/04/2381 曰く、 私はこれまで、自由とは選択肢の数のことだと、繰り返し書いてきました。なんらかの予期せぬ不幸に見舞われたとき、選択肢のないひとほど苦境に陥ることになる。立ち直れないほどの痛手を被るのは、他に生きる術を持たないからだ、というように。 私はこのことを知識としては理解していましたが、しかし自分の言葉が、想像を絶するような惨状とともに、現実の出来事として、目の前に立ち現われるなどとは考えたこともありませんでした。 津波に巻き込まれたのは、海辺の町や村で、一所懸命に生きてきたごくふつうのひとたちでした。彼らの多くは高齢者で、寝たきりの病人を抱えた家も多く、津波警報を知っても避難することができなかったといいます。 被災した病院も入院患者の大半は高齢者
2011/04/30 リンク