エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
記事へのコメント1件
- 注目コメント
- 新着コメント
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
「人それぞれだよ」がダメな理由――井上達夫『世界正義論』感想 - 鳥籠ノ砂
井上達夫『世界正義論』は一言で言えば、「国境を越え、覇権を裁く正義」としての世界正義を追求する書... 井上達夫『世界正義論』は一言で言えば、「国境を越え、覇権を裁く正義」としての世界正義を追求する書物である。それゆえ、彼は「正義は国境を越えられない」という立場と「正義は身勝手に国境を超える覇権的なものでしかない」という立場を共に乗り越えなえればならない。要するに、井上は「正義は人それぞれだよ」論と「正義の押し付けはよくないよ」論の両方を反駁する必要に駆られているのである。 本書は五つのパート、すなわち①メタ正義世界論、②国家体制の国際的正統性、③世界経済の正義、④戦争の正義、⑤世界統治機構に分かれている。このうち①②③が「正義は人それぞれだよ」論への応答であり、④⑤が「正義の押し付けはよくないよ」論への応答である。まず、井上は「そもそも世界正義は可能なのか?」「可能なら、国際的に正しい国家体制はあるのか?」「そうした国家は、世界貧困の解決に取り組むべきなのか?」に答え、正義が国境を越えるこ
2013/06/13 リンク