「声」は誰のものか――FGM（女性性器損傷）をめぐる言説/長島美紀 - SYNODOS

以前SYNODOSで、FGM（女性性器切除）とは何か、紹介する機会をいただきました。 FGMとは何か、なぜ問題なのか、ということを話すときに、キーワードとして「FGMをめぐる言説」があります。1990年代以降FGMをめぐる議論が活発化しますが、そのきっかけとなったのは、アフリカ系アメリカ人作家のアリス・ウォーカーによる「喜びの秘密（Possessing the Secret of Joy）」（1992年）でした。欧米諸国を中心に、この小説におけるFGMの表現およびFGMをめぐる議論について学際的な議論が発生しています。 しかしなぜFGMはここまで語られるのか？ 私には、FGMそのものが単純に女性への暴力と言い切れない、実施地域・国での社会的・文化的・宗教的な背景への理解なしには、問題を理解することは難しいと感じられます。 そもそもFGMが国際社会で問題とされたのは、リプロダクティブ・ヘルス

[shigatu_baka]

“自分たちのアイデンティティとして、FGMが彼ら自身によって「発見」されたのは、植民地からの独立を求めるプロセスにおいてです” それは非アイデンティティだ。女性だけが受ける暴力を文化として認めてはならない

[vaivie]

女性器切除の問題、欧米の視点の暴力性と併せて考えるべき。それはそうだと思うけれど、やっぱりどう考えてもひどい、というのはあるよ。

[ryokusai]

「先進国を中心に展開された廃絶アプローチそのものが、植民地主義的、侵略主義的性質な異文化への排他性を持っているのではないか、という問いかけ」への現時点での回答がこれといふならタグの通りと評するしかない

[daybeforeyesterday]

うーむ

[muryan_tap3]

悩ましすぎる。考えるとつらい。

[hobbling]

女性識字率の問題だなぁ。

[wkatu]

『「私たち（アフリカの女性たち）は姉妹であり、あなたたちは従妹なのです」とはマリで現地女性に言われた言葉』『この姉妹と従妹の微妙な、でも明確な違い』

[chochonmage]

『先進国主導のFGM廃絶運動が、途上国の女性の救済であると同時に、介入という名の暴力であること』

[keiseiryoku]

（半分まで読んだ。複雑。）

[passata_nero]

前回と説明の仕方が変わった. FGMが"無くなる"為には, FGMを"無くす"のが必ずしも唯一のアプローチ法とは限らないのでは. FGMや貧困が無くなって, スーダンの誰其さんがそれを"幸せだと思う"のが筆者のゴールなのだとも思う.